contents
    1. 武藤武士 <mutoh@610t.org> @ K*BUG or @610t
  1. わたしはだぁれ?
    1. むしょく…
    2. 奈良高専に縁 まくり
  2. わたしはだぁれ? (cont'd)
    1. 関西 *BSDユーザ会 (K*BUG) メンバー
      1. OSは*BSDが好き
      2. イベントブース担当が多い
  3. わたしはだぁれ? (cont'd)
    1. 教育用言語に興味があります
  4. はじめに
    1. またこのネタでスミマセン(_O_): これまで↓のまとめ編
    2. 付録基板は*BSDじゃ無くても使えます
  5. 今回使っている用語
    1. 用語:ハードウエア(HW)
  6. 今回使っている用語
    1. 用語:ソフトウエア(SW)
  7. 付録基板とは?
    1. 新年度はじめなどに雑誌に付録として付いてくる基板
    2. 使いやすさはピンからキリまで
    3. それ自体が目的であって、本が付録?
  8. 色々な付録基板
  9. 付録基板の使いやすさって?
    1. 追加部品は必要?
    2. 元から入っているソフトウエア (初期SW)
  10. 付録基板の選び方/使い方 for BSD
    1. 自作SW作成と書きこみは難しい場合が多い
    2. BIOSやブートローダによっては利用できる可能性が
    3. BSDのドライバで使えるか?が重要
  11. むとうの独断と偏見によるBSDですぐ遊べるオススメ付録基板
    1. 「BSDでできるだけすぐに使える」観点から選んでいます
    2. 価格は全て、発表時点現在のものです
  12. 3位: Cインタプリタ内蔵Ethernet付き Coldfire基板 (Coldfire基板): オススメ付録基板
    1. 外観: Coldfire基板
  13. 特徴: Coldfire基板
    1. 良い点: Coldfire基板
    2. いまいちの点: Coldfire基板
  14. 詳細: Coldfire基板
  15. 2位: Gainerサブセット ARM 基板 (DWM ARM基板)
    1. 外観: DWM ARM基板 (でーもんくんヨロコビ棒)
  16. 外観: DWM ARM基板
  17. 特徴: DWM ARM基板
    1. 良い点: DWM ARM基板
      1. USBでつなぐだけで、
      2. Windowsで開発すると…
  18. 詳細: DWM ARM基板
  19. Gainerってなに?
  20. Gainerのハードウエア
    1. Gainer mini 4000円程度
    2. SparkFun版 Gainer PSoC Development Board DEV-08480 $34.95
  21. Gainerのソフトウエアライブラリ
    1. 公式サポート: Processing, Flash, Max/MSP
    2. 非公式サポート
  22. 1位: Arduino互換マイコン Japanino (Japanino)
    1. 外観: Japanino
  23. 特徴: Japanino
    1. 良い点: Japanino
  24. 詳細: Japanino
  25. Arduinoってなに?
    1. 公式URL: : : http://arduino.cc/ : イタリー発
  26. オープンハードウエアによる開発; Arduinoってなに? (cont'd)
    1. 互換機たくさん (以下は国産)
    2. シールドと呼ばれる色々な拡張基板
    3. ソフトウエア環境: Processing+α
  27. Arduinoのハードウエア
    1. 国産
    2. その他
  28. Arduinoの開発環境
  29. BSDで付録基板を使うデモ
    1. 準備: permissionやownerの調整
    2. 各基板デモ
  30. 準備: シリアルのpermissionやownerを調整
    1. パーミッションやユーザ調整方法
  31. デフォルトシリアルpermission, owner
  32. dialer groupに利用するユーザを入れる
    1. dmesgより抜粋
    2. dialer groupならread, write可能
    3. /etc/group : dialerグループに追加
    4. ログインし直す
  33. devfsを使う
    1. devfs: ファイルが増えた時に、なんらかの操作をする
    2. 設定ファイル: /etc/devfs.conf
    3. devfsを再起動
  34. devdを使う
    1. devfs: デバイスが変更された時に何らかの操作をする
    2. 設定ファイル: /etc/devd.conf
    3. devdを再起動
  35. Japaninoデモ
    1. デバイス認識: Japanino
    2. 準備: Japanino
    3. Japaninoデモ内容
  36. Gainerデモ: DWM ARM基板デモの前提として
    1. Gainerデモ内容
  37. DWM ARM基板デモ
  38. 準備: Squeak USBシリアル設定
  39. デバイス認識: DWM ARM基板
  40. Squeak+Gainerを実行
  41. Coldfire基板デモ
    1. 初回のみMacアドレスの設定が必要(ここでは省略)
  42. httpによる接続: Coldfire基板
  43. telnetによる接続: Coldfire基板
  44. tftpによるファイルの転送: Coldfire基板
  45. プログラミングデモ: Coldfire基板
  46. serialによる接続: Coldfire基板
  47. これから付録基板を選ぶときには...
    1. 雑誌付属資料類をしっかり確認!!
    2. ブートローダやBIOSでできる事を確認
  48. 付録基板のハマりどころ
  49. これからの作業
    1. まともなデモを作りたい
    2. 次点ボード: touch_sensor
    3. FPGA使ってみたいなぁ…

付録基板で遊ぼ (BSD編)

武藤武士 <mutoh@610t.org> @ K*BUG or @610t

kbug-sacra-nnct-40.png

わたしはだぁれ?

むしょく

  • 以前の職場との関係は良好

奈良高専に縁 まくり

  • 情報小学科第一期生
  • 教官経験あり (1995/4/1-2002/03/31)
  • 家も大和郡山 (既に人生の半分以上)

わたしはだぁれ? (cont'd)

関西 *BSDユーザ会 (K*BUG) メンバー

OSは*BSDが好き

  • userland(アプリケーション)回りしかわかりません
  • でも気がつくと、ドライバまで降りてたり…

イベントブース担当が多い

わたしはだぁれ? (cont'd)

教育用言語に興味があります

  • 主にタイルスクリプティング言語
  • Squeak: FreeBSD port maintainer (お世話役; 最新版http://www.redports.org/browser/mutoh/lang/squeak, send-pr)
  • Scratch: MITによるSqueakVMベースの環境

はじめに

またこのネタでスミマセン(_O_): これまで↓のまとめ編

付録基板は*BSDじゃ無くても使えます

  • Windows, Mac(はBSDか?), Linux,...
    • FreeBSD linuxlator
  • そこは単なる意地
  • 決してハマらない訳ではありません

今回使っている用語

  • 今回は、以下の用語で統一しておきます
    • 別の用語で呼ばれる場合もあります
    • というか結構本によってバラバラです

用語:ハードウエア(HW)

  • 付録基板: 雑誌に付いている基板そのもの
  • 必須部品: 付録基板を動作させるために必須のHW部品 (別売)
  • 拡張部品: 付録基板を便利に使うためのHW部品 (別売)
  • 拡張ベースバンド基板: 付録基板に様々なI/Oを追加したりする基板 (別売)
  • ライタ: (自作)ソフトウエアを書き込むための装置 (別売)

今回使っている用語

用語:ソフトウエア(SW)

  • ブートローダー, BIOS: 付録基板を動かすためのOS的SW
  • 初期SW: 最初に書き込まれているSW
    • 言語インタプリタ
    • シリアル経由で自作SWを書き換え
    • GDBスタブ などなど
  • 自作SW: 自分で作成したSW

付録基板とは?

新年度はじめなどに雑誌に付録として付いてくる基板

  • 初心者がその基板で学習するため
  • 基板を使ってなにかをつくるコンテストがある場合も
  • 雑誌記事は1年以上続いたりします

使いやすさはピンからキリまで

  • 実は部品足さないと使えない
  • ライタが必須

それ自体が目的であって、本が付録?

  • 巷で反乱している「カバン」も「キバン」も同じ

色々な付録基板

皆様のご家庭にもこれぐらいはありますよね?

boards.jpeg

全部が付録基板な訳ではありません

付録基板の使いやすさって?

追加部品は必要?

  • 必須部品をそろえるのがめんどくさい
  • ライタ: ソフトウエア書き込み用装置
    • 最近安いのもあるけど*BSDでは…
  • 拡張ベースバンド基板: I/Oボード
    • ちょっと高かったり…

元から入っているソフトウエア (初期SW)

  • ブートローダーとかBIOSとかいうヤツ
  • 言語インタプリタが入っている場合も

付録基板の選び方/使い方 for BSD

自作SW作成と書きこみは難しい場合が多い

  • Windows用のIDEと書き込みソフトウエアしか用意されていない
  • そもそもライタはあるのか?
  • gccで頑張る?

BIOSやブートローダによっては利用できる可能性が

  • シリアルとかUSBストレージに見せてくれたりするもの

BSDのドライバで使えるか?が重要

  • USBシリアル (umodem, uplcom, uslcom, uftdi, ...)
  • USBマスストレージ (umass): 最近流行
    • umass(のFAT)に対して自作SWを書き込む

むとうの独断と偏見によるBSDですぐ遊べるオススメ付録基板

「BSDでできるだけすぐに使える」観点から選んでいます

  • 必須部品が無い方(10点)
  • 初期SW(10点)
  • 内蔵センサ(10点)
  • BSDでの扱いやすさ(10点)
  • その他(+αとしてMax+10点)

価格は全て、発表時点現在のものです

  • 変わっているかもしれません

3位: Cインタプリタ内蔵Ethernet付き Coldfire基板 (Coldfire基板): オススメ付録基板

外観: Coldfire基板

coldfire.png
  • Coldfire はM68000の後継にあたる

特徴: Coldfire基板

良い点: Coldfire基板

  • 加速度センサーあり
  • C言語(Silent C)でプログラム可
  • TCP/IPベースのプログラミングが可能
    • 最初からtelnetd, httpd, tftpdが動いている
    • 記事ではSMTP, POP, NTPなどを実装
  • 2枚あれば、リカバリ可能

いまいちの点: Coldfire基板

  • 以下のどっちかが必須部品
    • RJ45 + 3.3V ACアダプタ回り
    • USBシリアル変換器

詳細: Coldfire基板

  • 書籍名: Interface 2008/09
  • 価格: 1980円(税込)
  • CPU: Coldfire (MFC52233)
  • 内蔵センサ: 3軸加速度センサ (MMA7360L)
  • 初期SW
    • SilentCインタプリタ
    • telnet, tftp, httpサーバ起動済み
  • 接続: Ethernet (外付USBシリアル)
  • 必須部品: 電源コネクタ+AC(3.3V), RJ-45(パルストランス内蔵)

2位: Gainerサブセット ARM 基板 (DWM ARM基板)

外観: DWM ARM基板 (でーもんくんヨロコビ棒)

お前はちがうやろ!!

daemon.png

外観: DWM ARM基板

DTM200805.png

特徴: DWM ARM基板

良い点: DWM ARM基板

  • 必須部品なし

USBでつなぐだけで、

  • シリアル経由のGainerサブセットが使える
  • 3軸加速度計内蔵

Windowsで開発すると…

  • 空中マウス(uhid)として使える
  • SDをumassとして見せれる
  • gccでの開発ができる
    • 書き込みはWindowsのみ

詳細: DWM ARM基板

  • 書籍名: Design Wave Magazine 2008/05
  • 価格: 2480円(税込)
  • CPU: ARM Cortex-M3 (STM32F103BV)
  • 内蔵センサ: 3軸加速度センサ (LIS344ALH)
  • 初期SW: Gainerサブセット
  • 接続: USBシリアル (umodem)
  • 必須部品: なし!!

Gainerってなに?

  • 公式URL: : http://gainer.cc/: 小林茂@IAMASらが開発
    • アート系の学校でも使えるものを
  • I/Oをシリアル経由のコマンドで行う
    • コントローラとしてのPCは必須
    • シリアルベースのプロトコル (cu で使える!!)

http://gainer.cc/pmwiki/uploads/Tutorial/physical-computing_how-to_io-and-pc.s.png

Gainer公式ページよりI/Oモジュール+PC

Gainerのハードウエア

Gainer mini 4000円程度

http://gainer-mini.jp/img/about/gainer_mini_photo.gif

SparkFun版 Gainer PSoC Development Board DEV-08480 $34.95

https://dlnmh9ip6v2uc.cloudfront.net/images/products/8/4/8/0/08480-03-L_i_ma.jpg

Gainerのソフトウエアライブラリ

公式サポート: Processing, Flash, Max/MSP

  • アート系の学生でも使いやすい言語

非公式サポート

1位: Arduino互換マイコン Japanino (Japanino)

外観: Japanino

japanino.png

左がJapanino, 右がPOV

特徴: Japanino

良い点: Japanino

詳細: Japanino

Arduinoってなに?

公式URL: : http://arduino.cc/ : イタリー発

  • 基本的に完結したマイコンボード
    • PCをシリアル経由などでコントローラとして使うことも可能
    • ネットワーク経由などの利用も可能

http://gainer.cc/pmwiki/uploads/Tutorial/physical-computing_how-to_mc-only.s.png

Gainer公式ページよりマイコンのみで実現する方法

  • CPU: AVR; FreeBSDで使えるライタとかあって素敵

オープンハードウエアによる開発; Arduinoってなに? (cont'd)

互換機たくさん (以下は国産)

シールドと呼ばれる色々な拡張基板

  • ネットワーク系: Ethernet, XBee, ...
  • 表示系: LCD, マトリックスLED, ...
  • ストレージ系: SD, ...

ソフトウエア環境: Processing+α

  • USB経由で、avrdudeでライティング

Arduinoのハードウエア

国産

その他

Arduinoの開発環境

arduino_blink.png

統合開発環境: ArduinoIDE (FreeBSD ports: devel/arduino)

BSDで付録基板を使うデモ

発表当日は、実環境でデモします

  • 時間がどれぐらいかかるか謎なので、上位からいきます
  • 時間によっては、適宜省きます

準備: permissionやownerの調整

  • デバイスを一般ユーザで使えるように設定調整

各基板デモ

  • Japaninoデモ
  • DWM ARM基板デモ
    • Gainerデモ (寄り道)
  • Coldfire基板デモ

準備: シリアルのpermissionやownerを調整

  • シリアルのpermissionやownerに注意
  • PC-BSD (FreeBSD) 9.1のデフォルト
pcbsd-1361 [ ~ ] % ls -l /dev/cuaU0* /dev/ttyU0*
crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 181 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0
crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 182 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0.init
crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 183 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0.lock
crw-------  1 root  wheel     0, 178 Mar 25 13:48 /dev/ttyU0
crw-------  1 root  wheel     0, 179 Mar 25 13:48 /dev/ttyU0.init
crw-------  1 root  wheel     0, 180 Mar 25 13:48 /dev/ttyU0.lock

パーミッションやユーザ調整方法

  • /etc/groupで設定
  • devfsを使う
  • devdを使う

デフォルトシリアルpermission, owner

  • owner+read&writerだと、まず使える
  • groupやotherに+rwの場合でも使える
  • rootだと確実に使えますが、危ないのでやめましょう!!

dialer groupに利用するユーザを入れる

dmesgより抜粋

crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 181 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0
crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 182 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0.init
crw-rw----  1 uucp  dialer    0, 183 Mar 25 13:48 /dev/cuaU0.lock

dialer groupならread, write可能

  • ⇒ dialer groupに自分を入れてやる

/etc/group : dialerグループに追加

pcbsd-z61t [ ~ ] % egrep dialer /etc/group
dialer:*:68:mutoh

ログインし直す

pcbsd-z61t [ ~/hobby/NNCT13 ] % id
uid=1001(mutoh) gid=1001(mutoh) groups=1001(mutoh)
 ,0(wheel),5(operator),68(dialer)

devfsを使う

devfs: ファイルが増えた時に、なんらかの操作をする

  • owner, permissionの変更

設定ファイル: /etc/devfs.conf

 # Serial related
own     /dev/ttyU*      mutoh
perm    /dev/ttyU*      0660
own     /dev/cuaU*      mutoh
perm    /dev/cuaU*      0660

devfsを再起動

pcbsd-z61t [ ~ ] % sudo /etc/rc.d/devfs restart

devdを使う

devfs: デバイスが変更された時に何らかの操作をする

  • 任意のコマンドが実行可能!!

設定ファイル: /etc/devd.conf

attach 10 {
       device-name             "uslcom[0-9]+";
       action                  "chown mutoh /dev/ttyU*";
       action                  "chown mutoh /dev/cuaU*";
};

devdを再起動

pcbsd-z61t [ ~ ] % sudo /etc/rc.d/devd restart
Stopping devd.
Starting devd.

Japaninoデモ

デバイス認識: Japanino

ugen0.2: <Silicon Labs> at usbus0
uslcom0: <CP2104 USB to UART Bridge Controller> on usbus0

準備: Japanino

  • devel/arduinoをインストール
% cd /usr/ports/devel/arduino
% sudo make install
  • Japanino用設定
    • ボード種類の選択: Tools->Board->Arduino Pro or Pro Mini (3.3V,8MHz)w/ATmega168
    • シリアルポートの選択: Tools->Serial Port -> /dev/ttyU0

Japaninoデモ内容

  • Lチカ (Blink)
  • POV
  • シールドの利用

Gainerデモ: DWM ARM基板デモの前提として

  • DWM ARM基板デモの基礎知識としてGainerデモをします

Gainerデモ内容

  • dmesg
ugen0.2: <RTcorporation> at usbus0
umodem0: <RTcorporation GAINERmini v1.1, class 2/0, rev 2.00/0.00, addr 2> on usbus0
umodem0: data interface 1, has no CM over data, has no break
  • cu
pcbsd-z61t [ ~/hobby/NNCT13 ] % cu -s 57600 -l /dev/ttyU0
can't open log file /var/log/aculog.
Connected
  • setting
KONFIGURATION_1*
  • onboard LED on off: h*,l*
  • digital-in: R*, r*
  • analog-in: I*, i*
  • stop cont mode: E*
  • digital-out:
  • analog-out: anxx* (*a000*, *a0ff)

DWM ARM基板デモ

準備: Squeak USBシリアル設定

  • Squeak(FreeBSD)のデフォルトシリアルは/dev/ttyS*
    • バイナリエディタ(bviなど)で変更
  • 変更前: /usr/local/lib/squeak/4.4.7-2383/squeakvm
00084200  48 89 5C 24 F0 48 89 6C 24 F8 48 B8 2F 64 65 76 H.\$.H.l$.H./dev
00084210  2F 74 74 79 48 83 EC 18 83 FE 09 48 89 FB 89 F5 /ttyH......H....
00084220  48 89 07 66 C7 47 08 53 30 C6 47 0A 00 7F 0C E8 H..f.G.S0.G.....
  • 変更後: /usr/local/lib/squeak/4.4.7-2383/squeakvm
00084200  48 89 5C 24 F0 48 89 6C 24 F8 48 B8 2F 64 65 76 H.\$.H.l$.H./dev
00084210  2F 74 74 79 48 83 EC 18 83 FE 09 48 89 FB 89 F5 /ttyH......H....
00084220  48 89 07 66 C7 47 08 55 30 C6 47 0A 00 7F 0C E8 H..f.G.U0.G.....

デバイス認識: DWM ARM基板

ugen0.2: <STMicroelectronics> at usbus0
umodem0: <STMicroelectronics STM32 Virtual COM Port, class 2/0, rev 2.00/1.00, addr 2> on usbus0
umodem0: data interface 1, has no CM over data, has no break

Squeak+Gainerを実行

pcbsd-1361 [ ~ ] % squeak SqueakGainer.20.image
squeak_gainer.png

Coldfire基板デモ

初回のみMacアドレスの設定が必要(ここでは省略)

  • 設定用コンピュータのIPを 192.168.1.?/24に設定
  • デフォルト(192.168.1.10)IPアドレスでtelnet
  • 専用コマンド(util::macset)で雑誌付属のコードを入力

httpによる接続: Coldfire基板

pcbsd-z61t [ ~ ] % w3m http://192.168.1.10/
                              インターフェース ColdFireボード

                                      ネットワーク設定
                                       加速度センサー
                                         ポート操作                                                                            
                                      ネットワーク設定

                          IPアドレス      [192.168.1.10        ]
                          Net Mask        [255.255.255.0       ]
                          Default Gateway [192.168.1.1         ]
                          DNS IP          [192.168.1.1         ]

                                     [ ]設定を保存する

                                           [設定]                                                                                           
                                       加速度センサー

                                        X Axis  1835
                                        Y Axis  2236
                                        Z Axis  2856

                                        トップへ戻る                                                                                     
                                         ポート操作

                                   Port TA3 (*)ON ( )OFF

                                           [設定]                                                                                      

telnetによる接続: Coldfire基板

  • login
pcbsd-z61t [ ~ ] % telnet 192.168.1.10 
Trying 192.168.1.10...
Connected to 192.168.1.10.
Escape character is '^]'.
SilentC (May 13 2008)
OK
  • ファイル名一覧
dir
SilentC_Registry     79
SystemRegistry       139
send.htm             367
SetEnd.htm           273
netconfig.htm        841
port.htm             492
accel.htm            513
index.htm            409
file                 967
ad                   328
util                 2361
Main                 37
39339 left 610 fragment
OK
  • プログラムの表示と実行
type Main
main(){PrStr("Hello World!!\r\n");}
OK
run
Hello World!!
OK

tftpによるファイルの転送: Coldfire基板

  • ファイルのダウンロード: ファイルのバックアップ
pcbsd-z61t [ ~ ] % tftp 192.168.1.10                        
tftp> get Main
Received 36 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get SilentC_Registry
Received 73 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get SystemRegistry                                                        
Received 128 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get send.htm
Received 354 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get SetEnd.htm
Received 262 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get netconfig.htm
Received 813 bytes during 0.0 seconds in 1 blocks
tftp> get port.htm
Received 474 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get accel.htm
Received 487 bytes during 0.0 seconds in 1 blocks
tftp> get index.htm
Received 399 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get file
Received 948 bytes during 0.0 seconds in 1 blocks
tftp> get ad
Received 323 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks
tftp> get util
Received 2305 bytes during 0.0 seconds in 4 blocks
tftp> get Main
Received 36 bytes during 0.0 seconds in 0 blocks

プログラミングデモ: Coldfire基板

  • 新規ファイル作成(new_accel.htm)
    • 加速度センサー値を扱いやすくしてみよう
pcbsd-z61t [ ~ ] % cat new_accel.htm 
$EXEC'ad::disp(4)',$EXEC'ad::disp(5)',$EXEC'ad::disp(6)'
  • ファイルのアップロード
pcbsd-z61t [ ~] % tftp 192.168.1.10
tftp> put new_accel.htm
pcbsd-z61t [ ~ ] % cat new_accel.htm
1873              ,2272              ,2892     

serialによる接続: Coldfire基板

dmesg
pcbsd-z61t [ ~/hobby/NNCT13 ] % cu -l /dev/cuaU0 -s 57600
can't open log file /var/log/aculog.
Connected
dir
SilentC_Registry     79
SystemRegistry       139
send.htm             367
SetEnd.htm           273
netconfig.htm        841
port.htm             492
accel.htm            513
index.htm            409
file                 967
ad                   328
util                 2361
Main                 37
new_accel.htm        58
39257 left 610 fragment
OK

これから付録基板を選ぶときには...

雑誌付属資料類をしっかり確認!!

  • ブロック図: 内蔵センサーや必須部品、追加部品の確認
  • CPUピン配置: どんなI/Oが可能か?

ブートローダやBIOSでできる事を確認

  • そもそも、*BSDでドライバがあるか?
  • 素敵なインタプリタがはいっているか?

付録基板のハマりどころ

  • USBシリアルなのにugenになる…
    • Mac OS XやOpenBSDでは大丈夫だったりする
    • 特にumodemがハマりやすい気がする
  • OSのバージョンによって、動いたり動かなかったり…
    • FreeBSDだとメジャーリリース変更時に遭遇する
    • NetBSDやOpenBSDだとシリアルとして動いたりするけど、実装が結構違う

これからの作業

まともなデモを作りたい

  • 行き当たりばったりはやめよう
  • Gainer miniでーもんむし, DWMよろこび棒, Coldfire 3Dグルグル

次点ボード: touch_sensorcreate

  • Mac OS X ならumodemで使える
  • FreeBSDはugenに落ちる

FPGA使ってみたいなぁ…

  • (Altera DE0 Board)
  • ハードウエアとソフトウエアの夢の融合
  • NetBSD/Zynq
  • PC-6001Fが動く!!
Last modified: 2018-07-21
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