大和郡山市手話奉仕員養成講座(入門)開始
- 2009年05月14日(木)
今日から、大和郡山市手話奉仕員養成講座(入門)に参加することになった。
で、こんなページを作ってみた。
これから、毎週17回の4ヶ月、無事最後まで終われるだろうか…
会場は大和郡山市社会福祉会館で、近所には大和郡山城址や天理教の教会などがあるところだ。
参加費用
基本的にこの講座は無料だけども、以下の資料代として1400円を徴収される。
- たっちゃんと学ぼう ISBN:4-915675-81-5 amazon 紀伊國屋 200円
- 入門新手話教室 ISBN 978-4-902158-11-3 1200円
両方とも財団法人全日本ろうあ連盟関連のもの。
前者は、ろう者が社会生活を送る上で困ることを小学生にも分かるように総ルビで説明している。
後者は、厚生労働省手話奉仕員養成講座入門過程対応らしい。
講義の様子
参加者は定員いっぱいの25名で、内男子が自分も含めて4名。 参加者の年齢は幅広く、下は大学生ぐらいからかなり高齢の方も参加している。
開校式
今日の講義は、15分程度の開校式から。 偉い人の挨拶があった。
ビデオ
その後、20分程度の無音のビデオがあった。 このビデオは、ろう者が社会生活を送る上で困る内容をよくまとめていたと思う。
講義
その後、テキストの第一回に従った形で講座があった。 参加者は3つのグループに分かれて、各グループにろう者の先生が一人入る形式で講義は行われる。 どうも、グループは毎回変わるらしい。
最初に教えてもらった手話は、講義に必要な「はじめる」、「休憩」、「終わり」の3つ。 というか、今日明示的に教えてもらった手話はこれで全部だったと思う。
きょうの内容は、いかにして身振りで思いを伝えるか。 また、それがいかに難しいかを実感するようなものになっている。
良く似た言葉を表現し分けるというのもあった。 僕が考えたのは、以下の二つ。
- TV, 映画, パソコン
- 大仏, 地蔵
地蔵は、どうしてもお坊さんと伝わってしまった。
途中、1時間たったところで10分の休憩があった。
途中で気がついたんだけど、手話ができない人が話している時はろう者の講師のために、他のスタッフが通訳をしている。 こっち見ていると結構勉強になる。
最後は、ろう者の講師が店員をされているお店に買い物に行くロールプレイング。 各グループごとに店が違って、美容室と居酒屋と、服屋だった。 うちは、服屋で、2人ずつ買い物に行っているという設定。 僕は、母にプレゼントの服を買うという設定でやらせてもらった。
なんか、かなり充実した2時間だった。
手話をやる前に、伝えようとする心から入るのはいいなぁと感じた。
今日の手話単語
- n番目: n本の指を立てて○としていた
- もちろん、nのあとに目を指すのも使ってた
講義の後で
大和郡山市にはアジサイ会という、主に高齢者のろう者の親睦団体があるらしい。
で、毎週木曜日のお昼ごろから、コーヒー(100円)とお菓子(50円)で販売している。 お菓子は、焼き菓子とパウンドケーキで、結構種類があった。
家族へのおみやげに300円分ばかり買って帰った。