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AsiaBSDCon 2008 3日目
- 2008年03月29日(土)
散歩
神田大明神、湯島天神、上野公園などを回る。
上野公園は、桜がすばらしく満開。
お茶の水って、こんなに秋葉原や上野と近いんだなぁ…
論文セッション午前
今日は、論文セッション。
以下のようなものを見てました。
Opening
hrsさんのOpeningあいさつ。
すごい流暢だなぁ。 日本語版でも話してくださるので、助かる。
P1B: Tracking FreeBSD in Commercial Setting by M. Warner Losh
FreeBSDを利用する時に、stableを使うかcurrentを使うかとかの話で、いろいろなケースを説明していた。
でも、内職していて、あんまりしっかり聴いてなかった。
昼食
3種類(五目、ウナギ、山菜)から選べる素敵な制度でした。
貧乏人なので、ウナギで。 おいしかったです。
論文セッション午後
P2: Keynote I: by Peter Losher
実際の発表はRoom Aで行われたが、Room Bにも映像が転送されていた。
内容は、BINDやDHCPのISCとBSDとの関わりに関する話。
BIND 8 is DEADがかなり印象的だった。
良く知らなかったんだけども、BSD関係のサイトのホスティングもやっているということだった。
あと、f-rootserverの話なども。
Anycastっていう話もあったけど、あんまりきっちり聞き取れなかったです。
P3B: BSD implementations of XCAST6 by Yuji IMAI
この時点で、実は自分がいる部屋がRoom Aではなく、Bであることに気がついた… 道理で、Keynote Iも発表者が違う部屋にいる訳だ…
日本人の英語はやっぱり聞き取りやすくて助かります。 でも、speakerの人は、会場とインタラクティブにしたり、ネタを降ったりと、かなり慣れてないとできないようなことをされていたので、すごいなぁとただ感心した。
ここでの発表では、BSDでの実装に関しての説明があったのが、いつもの話とは違う所だったのかな? 実装部分は、意外と少ないコードで、kernel3000行、ライブラリ3000行程度ということだった。
XCAST6の基本的な説明を改めて聞いて、自分の認識がおかしかったことにも気がついた。 コミュニケーションのためのmulticastであると言うのが重要で、あんまり人数が多くても(そして1人でも)コミュニケーションにはならないと。 で、普通のmulticastは、ルータでの設定などが大変なので、その様なコミュニケーションチャンネルが多数ある環境ではスケールしないのが問題ってことですね。 あと、普通のmulticastの運用は大変だよと。
最近では、http://www.samtk.org/というプロジェクトがHotなのかな?
P4B: Send and Receive of File System Protocols : Userspace Approach With puffs by Antti Kantee
puffsは、LinuxだとFUSEみたいな、ユーザランドファイルシステム。 で、そのFUSE互換レイヤのReFUSEもあるので、FUSEで動いているファイルシステムは、puffsでも使える。
ssshfs(=sftp+puffs),を作るのには、制作1日程度だったとのことだ。
あと、rump(runnable userspace meta program) roastって言うのの話もあったけど、良く分からなかった。
Break
Banquet
Banquetはすごくたくさんの人がいて、すごい状態だった。 しかし、外国人がすごく多い。 日本人、半分もいるかなぁ?
料理は、寿司や焼き鳥、ソーセージにサンドイッチ、ハム類とか。
飲み物は、ビールだけでなく、ワイン(赤、白)といろいろなソフトドリンクがあった。
ちょっと疲れていて早めに自宅に帰りたかったので、グワッと食べて、帰った。
しかし、むとう=Squeakというのを初めてあった人に指摘されたのが驚いた。
感想
思っていたよりも、日本人で知らない人ばかりで、自分の世界の狭さを思い知った。 知っているのは、K*BUG、NBUG、Pressの頃に知り合った人ぐらいで、それよりも大量に知らない人がいた。
やはり、国際会議類に参加するたび、英語はなんとかせんとあかんなといつもの通り思うのであった。 でも、二日目はなんとか聞こえるようになってきたので、もっと普段から触れてないとダメなんだろうなぁ。