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  1. KOF2007 / FreeSBIE / 自動ログイン
    1. そのまえにcustomroot
    2. 自動ログインまでの設定
    3. Xの自動起動

自動ログイン

  • 2007年09月17日(月)

関西オープンソース2007 / FreeSBIE / 自動ログイン

この話は、「[kbug-users:04850] bootupするとログインされている設定」として質問して教えてもらったものです。

Re: Project using Freesbie (autologin on FreeBSD using gettytab)にそのものスバリの回答があります。

そのまえにcustomroot

標準のインストールでは、/usr/local/share/freesbie/extra/customroot/というディレクトリがありまして、ここに置いたファイルは最後にFreeSBIE環境にインストールされます。

ただし、customrootを使うときは、conf/freesbie.confに以下のようなエントリが必要です。

EXTRA="customroot"

なので、結構簡単に環境の調整などが可能です。

自動ログインまでの設定

システム側の設定は以下のようになります。

まず、/etc/gettytabに以下のようにエントリを追加します。 今は、(調整のために)rootでログインさせているのでal=rootですが、特定のユーザでログインさせたい時は例えばal=mutohなどとなります。

db% diff -u /etc/gettytab /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/etc/gettytab 
--- /etc/gettytab       2007-01-12 16:42:20.000000000 +0900
+++ /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/etc/gettytab     2007-09-16 18:58:37.000000000 +0900
@@ -231,3 +231,6 @@
        :np:nc:sp#115200:
 3wire.230400|230400-3wire:\
        :np:nc:sp#230400:
+
+root:\
+        :al=root:ht:np:sp#115200:

上記のエントリを使うように、/etc/ttysを修正します。

db% diff -u /etc/ttys /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/etc/ttys     
--- /etc/ttys   2007-01-12 16:42:20.000000000 +0900
+++ /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/etc/ttys 2007-09-16 18:59:38.000000000 +0900
@@ -32,7 +32,7 @@
 # when going to single-user mode.
 console        none                            unknown off secure
 #
-ttyv0  "/usr/libexec/getty Pc"         cons25  on  secure
+ttyv0  "/usr/libexec/getty root"       cons25  on  secure
 # Virtual terminals
 ttyv1  "/usr/libexec/getty Pc"         cons25  on  secure
 ttyv2  "/usr/libexec/getty Pc"         cons25  on  secure

これで自動ログインできるようになります。

Xの自動起動

あとは、特定のコマンドなどを動かしたければ、.cshrcや.profileにそのコマンドを記述しておけば良いことになります。

例えば、Xを起動してしまう場合は、以下のような感じで行けるでしょう。

db% diff -u /root/.cshrc /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/root/.cshrc 
--- /root/.cshrc        2007-01-12 16:42:21.000000000 +0900
+++ /usr/local/share/freesbie/extra/customroot/root/.cshrc      2007-09-17 10:16:46.000000000 +0900
@@ -33,3 +33,5 @@
                bindkey -k down history-search-forward
        endif
 endif
+
+[ "$?DISPLAY" = "0" ] && [ "$?SSH_CLIENT" = "0" ] && startx

ちなみに、FreeSBIEには、Xの自動設定を行ってくれるための拡張がありますので、以下のようにconf/freesbie.confに設定しましょう。

EXTRA="xconfig"

あ、EXTRAに複数のオプションを定義する場合は、以下の様にスペースで区切ります。

EXTRA="xconfig sound customroot rootmfs"
Last modified: 2007-09-17
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